Discordサーバーを運営する上で、コミュニティの安全確保は重要な課題です。
ルールを守らないユーザーや迷惑行為を行うユーザーからコミュニティを守るためには、様々な対策を講じる必要があります。
Discordには、サーバーの安全性を高めるための便利な機能「ルールスクリーニング」が用意されています。
この記事では、ルールスクリーニングの機能、設定方法、そしてよくある質問まで、詳しく解説していきます。
ルールスクリーニングとは?
ルールスクリーニングとは、新規メンバーがサーバーに参加する際に、事前にルールを確認させ、同意を得るための機能です。
ルールスクリーニングを設定することで、以下のことが可能になります。
- ルール違反の防止
- コミュニティの質の維持
- トラブルの未然防止
ルールスクリーニングの設定方法
- サーバー設定を開く
- サーバー名の横にあるドロップダウンメニューから「サーバー設定」を選択します。
- 安全設定に移動
- 左側のメニューから「安全設定」を選択します。
- ルールスクリーニングを有効にする
- 「ダイレクトメッセージ&スパムプロテクション」内の「編集」ボタンをクリックします。
- 「メンバーは会話またはDM前にルールを受け入れる必要があります」を有効にします。
- ルールを設定する
- 「始めよう」ボタンをクリックし、ルールを設定します。
- 事前に用意されたルールを選択することも、独自のルールを作成することもできます。
- 最大16個のルールを設定できます。
- 保存する
- 設定したルールを保存します。
ルールスクリーニングの適用
ルールスクリーニングを設定すると、新規メンバーはサーバーに参加する際に、ルールを確認し、同意する必要があります。
ルールに同意しない限り、サーバー内でメッセージを送信したり、リアクションを付けたり、DMを送信したりすることはできません。
よくある質問
Q. ルールスクリーニングはどんなサーバーに有効ですか?
A. すべてのコミュニティサーバーに有効です。特に、新規メンバーが多いサーバーや、ルールを厳格に守らせたいサーバーにおすすめです。
Q. ルールスクリーニングとメンバーシップスクリーニングの違いは?
A. メンバーシップスクリーニングは、サーバー参加前に質問に答えさせたり、承認を得たりするための機能です。ルールスクリーニングは、ルールへの同意を求めるための機能です。
Q. ルールスクリーニングを導入することで、サーバー参加者が減る可能性はありますか?
A. ルールスクリーニングを導入することで、サーバー参加の手間が増えるため、参加者が減る可能性はあります。しかし、ルールを守らないユーザーの参加を防ぐことで、コミュニティの質を維持することができます。
Q. ルールスクリーニング以外にも、サーバーの安全性を高める方法はありますか?
A. はい、あります。例えば、以下のような方法があります。
- 認証レベルを上げる
- 自動モデレーション機能を利用する
- 2段階認証を導入する
- 怪しいリンクやDMに注意する
まとめ
ルールスクリーニングは、Discordサーバーの安全性を高めるための有効な手段です。
ルールスクリーニングを導入することで、ルール違反の防止、コミュニティの質の維持、トラブルの未然防止などが期待できます。
ぜひ、あなたのサーバーにもルールスクリーニングを導入し、安全で快適なコミュニティを築きましょう。